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試合前から例によって対戦相手をゴキブリ呼ばわり、「負けたら切腹する」とまで言い切ったが、いざ試合となると老獪な王者の前に何も出来ず、投げやヘッドロック、サミング等意図的に反則を連発し、12ラウンドには減点3を受ける醜態を晒した。日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長が「減点3なんて記憶にない」と言えば、WBC審判委員も務める森田レフェリーは「わたしなら失格負けにする。あの行為はひどい」と言う程の前代未聞の反則劇だった。反則行為について父親の史郎トレーナーは「意図的ではない」と息子を擁護したが、ボクシングと言う競技で意図せずに相手を投げる事など有り得ない。
しかもこうした前代未聞の行為は試合をした本人だけではない。セコンドの史郎トレーナーが「玉、打ったらええねん」と内藤の股間(こかん)を狙うよう指示したとみられる声が拾われており、更に11回開始前には興毅が「肘でもいいから目に入れろ」と話す声も残っていたのだ。反則の指示について亀田興毅は協栄ジムを通じて「11ラウンドの開始前の俺の発言が誤解されてるみたいやけど、あれは亀田家のボクシング用語で誤解されてるようなもんやない。あれはヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えいう意味。亀田スタイルの基本や。それに今のグローブはサミング出来へんように親指のところが縫いつけられてるから、サミングなんて出来るわけあらへん。俺が大毅に反則をさせるような事は絶対にあらへん。」とコメントを発表したが、こんな言い訳が通用するなら何でも出来るではないか。
試合直後は「試合中に減点を受けている」と処分に対して消極的な姿勢を見せていた日本ボクシングコミッション(JBC)だったが、試合終了後からJBCやTBSに抗議が殺到すると態度を一変、処分の検討に入った(この辺り、時津風部屋のリンチ殺人事件に対する日本相撲協会の対応に似ている)。
どんな処分が下るかは不明だが、厳重戒告位ではそれこそ世論が許すまい。特に父親でトレーナーの亀田史郎、過去に2度の処分を受けている。1回目は昨年9月の後楽園ホールで観客との乱闘騒動、2度目は今年3月の試合でレフェリーら試合役員に暴言を吐いたとして、共に厳重戒告処分を受けた。JBCからは前回の処分の際、「次は厳罰処分を科す」と最後通告を突き付けられていたにもかかわらず今回の反則指示、1年以上のライセンス停止、いや剥奪でもおかしくはない。
そしてもう一つ、処分対象にして欲しいのがTBSだ。兄弟が子供の頃から亀田親子を囲い込み、局を挙げて支援してきたのは他ならぬTBSである。父親の方は元からあんなだったのだろうが、ならばなおのこと野放しにして、どころか擁護して増長させてはいけなかったのではないか?。こういう事件が起こる事は予測して然るべきだった。勿論TBSと日本ボクシングコミッション(JBC)は全く別の民間組織、どちらかが一方を処罰する事は出来ないのだが、一定期間試合の放送を禁止したり所属の選手役員の同局への出演を禁止するような事は可能なのではないか?。
とにかく亀田親子とTBSの姿勢については今までも散々批判されてきているのだから、いい加減でなんとかしてもらわないと。
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