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一部マスコミでは国際仕様球に慣れる時間がなかった、と言った論調もある。しかしボールの事も最初から判っていたはず。国内でも国際仕様球に代えようという声は挙がっていたが、それに反対していたのは他ならぬ星野仙一だった。反対する意図は不明だ、本人に言わせれば「ボールのサイズが少しくらい違っても影響はない」。影響がないなら代えても問題ないと思うのだが、何故強硬に反対したのか?、何だか嫌な想像が頭を巡るが敢えて書かないでおこう。
大野投手コーチは投手編成の失敗を認めた。中継ぎ専門の投手を入れるべきだったと。やはり、危惧したとおり投手の構成が先発に偏りすぎていたのだ。選手の選考自体怪我もあって7月にまでずれ込んだ、しかしそれとて想定しなければ。候補選手が全員怪我無く選考の時期を迎えるなど有り得ない。日本人は希望的観測に基づいて行動する傾向が強い、とは、とある心理学者の言葉だが、その通りかも知れない。
監督の選考から選手選考に至るまで、取り組む姿勢が準備に現れ、準備の違いが結果に出た、そう言う事だと思う。
そしてもう一つ選手の精神的な弱さ。ストライクゾーンで狂わされる事も、大事な所でミスが出る事も、何の策もなく凡打を繰り返す事も、全ては精神的な弱さの表れだろう。
国際試合のための準備が出来ない組織、精神的にひ弱な選手。今回の教訓を生かせないようなら次のWBCも危うい、そうなればもう日本は野球先進国ではなくなる。
